💋リップアートメイク講習の体験談|歯科衛生士が語る3日間と1か月の練習記録
アートメイクに興味を持ってからずっと気になっていた「リップアートメイク講習」。
今回は、私が実際に受講してみた体験談をお話しします。
(※講習名やスクールの詳細は控えています)
🩷講習の流れ
私が受けた講習は、3日間の集中型。
1日目は座学とシート練習が中心でした。
座学では、解剖学・色彩学・使用機材の知識・医療アートメイクとしての位置づけなどを学びました。
唇の構造や色素理論を通して、リップアートメイクが「ただの美容技術」ではなく、
医学的な理解と安全性の上に成り立つ施術であることを改めて実感しました。
また、入れ墨との違いや医療従事者として守るべき範囲、衛生管理についても学び、
改めて“口元の施術を行う責任の重さ”を感じました。
シート練習では、一定の圧でマシーンを動かす練習を繰り返します。
これが想像以上に難しく、自宅に帰ってからも毎日練習を続けました。
💄モニター準備と練習の日々
2日目からはモニター施術に向けた準備が本格スタート。
シート練習では平面上に均一な圧で色を入れますが、実際の唇は立体的で柔らかく個人差も大きいため、
圧を一定に保つことがとても難しいと感じました。
針の角度や手のブレで発色が変わり、「同じようにしているのに結果が違う」という繊細な世界。
この段階で、リップアートメイクの奥深さを痛感しました。
そして、友人の唇で練習できるようになるまでの約1か月間、毎日毎日シート練習を続けました。
どれだけ経験を積んでも、今でもシート練習は欠かせません。
リップアートメイクは、常に“安定した圧を身体で覚える”ことが大切だと感じます。
💋モニター練習で学んだこと
ずっとシートで練習してきましたが、実際にモニターへ施術を行うと、色素を入れる以前にたくさんの壁にぶつかりました。
まずは注意事項の説明とカウンセリング。既往歴や服薬状況を確認し、希望する色やデザインを聞き出します。
ただし、希望どおりの色が初回から入れられるわけではありません。唇の厚みやくすみ具合を見極め、段階的に仕上げていく必要があります。
また「オーバーライン気味に」「小さめに」などの希望も多く、どこまで希望に寄り添えるかの判断が難しい。
唇と皮膚の境界線は意外と不明瞭で、日焼けやくすみがある方はデザインが特に難しく感じました。
もし端のくすみを気にしている方に対し、希望どおり小さめデザインでラインを取ってしまうと、
一番気になっていた部分が改善されないことも起こります。
そのため、カウンセリング時のすり合わせとゴールの共有が何より大切。私は今でもこの部分を一番慎重に行っています。
施術時間については、「デザイン決定の時間をしっかり取りたいので、前後する可能性があります」と事前にお伝えしています。
この一言があるだけで、患者さんも安心してくださいます。

💉初めての浸潤麻酔と施術
デザインが決まったあとは浸潤麻酔。
今まで歯科医師の先生の施術を何度も見てきましたが、自分で行うのはまったくの別物。
解剖学の知識を思い出しながら、歯科医師の指導のもと慎重に麻酔を行いました。
そしてようやく、色素を入れる段階へ。ここまでくると、緊張と集中でくたくたです。
初めて実際の唇に色素を入れる瞬間は本当に手が震えました。
圧が強すぎると出血し、それは腫れに繋がります。
繊細な圧加減を探りながら、慎重にストロークを重ねました。
無事に施術を終えたときは、全身の力が抜けて安堵。
「初めてスケーリングをしたとき以来の緊張だった」と感じるほどでした。
✨実際にやってみて感じたこと
初めての施術を終え、モニターの友人が鏡を見て
「血色が良くなって、くすみがなくなってうれしい」と笑顔になった瞬間、本当にホッとしました。
リップアートメイクで叶えられることは、血色感の改善・くすみの軽減・唇の輪郭の明瞭化など。
見た目だけでなく、人の表情や自信までも明るく変えていく力があると感じました。
🦷歯科衛生士としての可能性
歯科衛生士がこの分野に関わる意義はとても大きいと思います。
日頃から口腔内を扱う専門職として、唇や歯ぐきの健康・色・形を理解していることは大きな強み。
今後、歯科の現場でリップアートメイクを医療の延長として行える未来が広がっていくことを心から願っています。
🩷文責:税所柚衣
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リップアートメイクについて「できるの?」「施術の流れは?」「リスクは?」など、全体像をまとめて知りたい方は、こちらのまとめ記事をご覧ください。

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